<平成21年5月4日 (月曜日) 晴 >
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千円高速料金の渋滞を避け、午後から東京を離れることにする。
準備完了と思った時、ベランダの花を思い出し、
「そうだ、いけない!一週間ちかくも水をあげないと枯れてしまう。」
駐車場のあばさんに、預けてお願いしようかな、それとも風呂桶の底に水をはって・・・
うむー。結論をだしました。
故郷まで連れて行き、実家の花壇の隅にでも植えてこよう。
「紳士、ごめんなさい。貴方からのお花を東京に戻ったら、毎日、愛でることが、出来なくなります。」
花が咲いているうちは、大切にするかも知れませんが、散ったあとは、不精者の私だから、きっと・・・。
「生きているものを、無残に殺すことは、出来ない」と、勝手に理由付けをする。
あじさいの花を車から降ろし、「何処にしよう」と、数々の花の咲いている実家の花壇を眺める。
丁度、土を掘り起こしたばかりの一角がある。
「ここにしよう」と、鉢をはずし、バケツ一杯の水を使って植える。
そこへ戻ってきた弟は、「先に使われてしまったか」と、その隣に鍬を入れる。
どうやら、彼が何かに使う予定の場所だったらしい。 姉は、強い。
きっと、深い雪にも耐えて、来年の今頃は芽吹き、そして咲いてくれるでしょう。
<平成21年5月3日 (日曜日) 晴 >
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いつもの休日と何の変わりもなく、朝風呂に入り、掃除・洗濯などの午前中である。
午後は、NHKの囲碁番組を見、碁会所・・・。 変化のない一日である。
夕刻、近くの食堂によると、客は久しぶりの友人が一人、
彼は相当出来上がっており、空の徳利を前にしてマと談笑している。
ママが、私が顔をだすと、「あれ!、温泉ではなかったの?」
「明日からね。ママは11日からお休みでしょ?、ママの休み明けまで、しばらく会えないね」
このお店は、定休日がなく、お芝居や、旅行などで、休む予定日をカレンダーに赤印がしてある。
今月の予定は、海外旅行らしく数日連続的に赤くなっている。
「それが、キャンセルになったの。新型インフルエンザで、幹事が中止したの」
この連休は、新型インフルエンザが話題の中心になっているが、「こんな所にも影響しているんだ」
確かに未知のウイルスだから怖いと思うが、死亡率からすれば、結核や交通事故の方が、多いはずでだ。
それだのに、マスコミの報道と、政府(桝添大臣)の狼狽した深夜のコメントが不安を募らせる。
まずは、お国が、ドンーンと構えて、「考えられる全ての対応・対策を施するから・・・。」と、言って欲しい。
そうすれば、国民は、お国を信じ、「手払い」と「うがい」を、励行しますよ。
初夏の香りを肴にして、ビールを飲むおばさんの独り言。おわり。
<平成21年5月2日 (土曜日) 晴 >
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音痴の私でさえ「夏も近づく八十八夜・・・」と、歌いたくなるような気持ちの良い季節になった。
午前中、善福寺川のほとりを、ぶらーり、ぶらりと、家々の軒先に咲く花を見ながら散策する。
ジョキングする人、犬を連れて散歩する人、そして、
「おはよう」と挨拶する人、無言で過ぎる人、「邪魔だ」と言う人、いろいろな人とすれ違う。
小一時間ほど歩いただろうか、日頃の運動不足がたたり、体は、喉の渇きと疲れを訴えだした。
商店街に向かい、行きつけの喫茶店に立ち寄る。
差し出された水を、「うんー、旨い」と、一気に飲み、スポーツ新聞を読みながら・・・
最後は、駅前のマーケットで新茶を買い、家に戻る。
ここは、新型インフレエンザ、高速道路の渋滞などとは、全く無縁の空間でした。
「まー、なんと素直な一時なのだろう!」
ついでに、あの生々しく、甘い新茶の香りを、舌に乗せよう。(ちょっとキザかな?)
<平成21年5月1日 (金曜日) 晴 >
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五月一日です。今日は、メイデーですよね。最近も代々木公園あたりで祭典をやっているのでしょうか。
全く聞きませんね。私の若い頃とは随分変わったようです。
製造会社に勤務していた私は、29日〜5日の連休の中間で、労働組合の狩り出しから逃れていました。
私の長いGWも一週間たち、始まる前は「あれもしよう。これもしよう」と考えていたのですが、なかなか・・・
ただ、一番の大物である大掃除だけは、済ませました。
後は、小物だからぼちぼちと 考えるが、後半は故郷の温泉でのんびりになりそうです。
人は、忙しい時ほど、寸暇を惜しんで、「よく学び、よく遊ぶ」と言いますが、本当ですね。
暇だと、つい先送りしてしまいます。「先送り」の得意な政府と同じ?(笑い)
しようと思っていた一件について、友人から電話があり、
「どうしよう」「諦めて連休明けにしようか」と、長電話です。
若いころは、「思った時が吉」と直ぐに行動したのですが、互いに歳をとると腰が重くなります。
終に、完全先送りに決定です。こんなことをしていたら益々老けてしまうではありませんか。
こうして、人は行動範囲を狭めていく。寂しいー!。
<平成21年4月30日 (木曜日) 晴 >
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この日記を書き始めて約1ヶ月になる。
はじめは、禁煙日記のつもりが、数日書いているうちに楽しくなり続いた。
我ながらびっくりしている。仕事が暇になると、こんな楽しみも見つけるもんだと改めて知る。
過去の文章を読み直すと、自画自賛したくなるほど良い文と、消去したくなるような文が混在している。
これが素人の文だ。だから、削除は止めることにする。
それにしても、私の文章は、子供の作文みたいに幼稚である。どうして、硬い文章が書けないのだろう。
本職のシステム仕様書は、理詰めに書けるのに・・・。(本人は勝手に思っている?)
生来のお茶らけ人間のせいか、それとも、思考力の貧弱のせいか。
どちらでもいい。商売ではない。何もこの歳になってまで背伸びの必要性はないでしょう。
思うがまま、素直に書こう。それならこれからも続きそうである。
話は変わるが、ひょんなことから私の故郷のサイトを見付けた。覗いて見てください。
角間温泉大湯
私は、この大湯のそばで育ち、「大観さん」(私たちはこう呼んでいました)は、遊び場でした。
<平成21年4月29日 (水曜日) 晴 >
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「昭和の日」だそうです。今日も「晴れ」の特異日だけあって、抜けるような青空である。
確か数年前までは、「緑の日」だったと記憶するが、
緑の日は、来月4日になり、昭和天皇の誕生日が「昭和の日」になったとか。
それにしても、11月3日が明治天皇の誕生日で「文化の日」である。
あれあれ、大正天皇の国民の祝日がない。
まあいいか。基準は判らないが、これから和暦の代わる毎に祝日が増えたら、
どの位で、毎日が国民の祝日になるのだろう。
うむ!「平均50年の在位、年52週で土日を除いて」と、考えて・・。
だめだ! 両手・両足の指では計算できない。止めよう。
私の60余年の人生で一番楽しかった時代が、昭和であった。
戦争は、小さかったので記憶にないが、
東京オリンピック、経済の高度成長期と若い時のことが脳裏を横切る。
私にも青春がありました。 あの頃が懐かしいなー
<平成21年4月28日 (火曜日) 晴 >
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禁煙日誌が転じて日記になってしまった。
タイトルとページの組み直しを、しなければと思うが面倒くさい。
しばらくこれでいこう。 所詮は、私の暇つぶしの遊びである。
現役時代の仕事なら設計変更であって、周りに迷惑をかけるが、遊びとなれば気楽なものである。
この日記もいつまで続くか判らない。今日など何も書くことが見あたらない。
しかし、これも見方によっては”よい事”かも知れませんね。!
だって、「太陽が東から昇り、西に沈む」ように一日が、自然の摂理に従って終わったということですよ。
「感受性の乏しくなった老人だ」と、哀れに思われても仕方がありません。
「朝の目覚めに一日の始まりを喜び、そして、夜、眠るときに一日に感謝する」
なんていう聖人君主では無いので、何も感じず、ただただ呼吸をしているだけある。
若ければ、「こんな人生、詰まらないよ」と、思うかもしれないが、今は「これでいい」と、納得する。
「愛も恋も」忘れたおばさんの一日である。