思 う が ま ま に(平成21年11月)

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平 成 2 1 年 1 1 月


 <平成21年11月30日 月曜日 曇り>          
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 ああ、今日も笑いました。お腹ががよじれるほど笑いました。
 この笑いを書こうかと思ったが、あまりにも多義に渡り、発散しています。
 ときに、政治、ときに、古典、そして、女性のことの会話は、笑いをもたらします。
 酒と友は、いいものです。 だから私の脳は、定年を迎えておりません。

 先日、知人から渡された本「定年する脳、しない脳(佐藤富雄著)を、読みました。
 内容は、脳の活性化のためには、「たのしい生活習慣」が鍵であるです。
 私は、難しいことを考える力がないが、笑って楽しく一日を終えるすべを知っています。
 こうして、キャリアや地位も関係なく、会話をしながらの笑いは、一日の疲れも憂さも飛ばしてくれます。

 「おいおい、何を書きたいのだ」
 「わかりません」
 本当は今日の笑いをと、思ったのですが、どうも睡魔も手伝って上手くいきません
 定年を迎えようとしている脳は、こんなものです。



 <平成21年11月29日 日曜日 晴>          
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 29日は「2と9でふく」の日です。それとも「ニクい」日かな?
 どっちに転ぶかを、運に任せて一ヶ月振りの立川競輪です。(わくわく)

 プラスチックカードを持って、軍資金調達に出かけると、貯金箱は、底をついており、
 「あれ!、どうして?、今月は、競輪もしていない。おかしい」
 よーく考えて、判明しました。10月からの年金は、国保も住民税も天引きです。
 入るが少なければ、出る(いずる)を抑えても、生活は、潤いません
 やはり、「入るを図り、出るを抑える」ことが必要です。

 ここ数日、マスコミを賑わしているものに、政府の仕分け作業があります。
 無駄を排除するのは、当然ですが、同時に「入る」の方針が聞きたいです。
 言うまでもなく、経済が潤えば、入るが増えます。

 まあ、難しい話は止めて、今日の賭博決算です。
 「入る」を図ったつもりですが、結局は、数人の福沢諭吉先生を、紙くずにしてしまいました。
 いえいえ、これでは、先生に申し訳ありません。そして、私は余りにも哀れです。
 福沢諭吉先生は、五日市街道の紅葉と、競輪場の見事に黄色くなった銀杏の鑑賞代に化けました。
 そう考えれば、何もかも納得します。(うーん、入るを図るのは、難しい)



 <平成21年11月28日 土曜日 晴>          
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 昨日、碁会所で「太田黒公園の紅葉が、綺麗だよ」と、碁仇が言っていたことを思い出し、
 碁会所から一足のばし、公園のもみじを愛でてきました。

 嵐山の紅葉にも劣らないくらい、しっかり赤くなっていました。
 ぎんなんを拾った銀杏も、黄色く色づいていました。



 <平成21年11月27日 金曜日 晴>          
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 昼のニュースによれば、円高です。1ドルが86円とかです。
 そして先日の政府発表では、デフレです。
 いくら政治経済に無頓着な私でも、気になります。日本経済は、どうなちゃうのでしょう。
 ところが、ここまで書いてみましたが、私の貧弱の脳では、次ガ続きません。
 「駄目だー。折角今日は、余裕があったので、碁会所に行く前に書こうと思っていたのにー」
 仕方なく、碁会所までの少し時間の余裕があるので、遊び半分に自分の本「笑いをふるまう」を、
 googleで検索をしてみます。

 どうなっているんでしょう。私には判りません。
 1カ月ほど前までのAmazon.co.jpでは、”この商品は取り扱いしていません”でした。
 それなのに、今日は、中古で出品されています。
 なんと、驚くではありませんか。それも、定価1260円の本が2500円です。
 「うんー。なんじゃこれは?」私の頭は、こんがらかってしまいました。
 「そうだー、挿絵を描いてくれた友に聞こう。彼は、この業界の人だ。でも今日は飲み屋に来るかなー」

 またまた、不思議です。飲み屋に顔を出すと、彼が居まいた。(ハートマークの以心伝心?)
 例によって尊敬する紳士と絵画の話です。それでも頃合を見計らって尋ねました。
 業界のからくりを説明して貰い、ある程度の納得はしましたが、いまいち腑におちません。
 結局、私のたどりつく場所は、私は、何も法律に違反していない、”なるように成るさ”です。
 でも、成るようにならないのが、昨今の経済情勢かもしれません。
 「鳩さま」少しは策が欲しいですよ。「なるように成るさ」は、私だけにして下さい。



 <平成21年11月26日 木曜日 晴>          
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 この時期にしては、珍しい暖かい日です。年寄りの日向ぼっこに絶好です。
 やはり、私はただのおばさんです。それ以上でもなければ以下でもないことを、再認識しました。

 午後、知人の主催する「ブログ村」などの集会に参加しました。
 内容は、ブログを通じてのコミニティへのプレゼンテーション事例などです。
 それにしても皆さんはすごい。冑を脱ぎます。
 巷に転がっているソフト(道具)を、上手く使いこなし、地域コミニティとビジネスを模索しています。
 そのためにブログを通じて、情報を発信しています。(自己満足だけの私には、無理だー)

 しかしながら、考えて見れば、私達の世代は、高度成長期に馬車馬のように働いてきました。
 その習性が体に染み付き、何かをしていなければ罪悪感さえ覚えるのかもしれません。
 「だから、皆さんは前向きなのだ」と、自分に言い聞かせます。
 (うんー、興味本位でSNSに足を踏み入れたけど、重いなー)

 例よって、皆さんの話を聞いている時は、自分の遊び中心の生き方を、反省をしたのですが、
 家に帰り、メールを見れば、雑談会に仲間からの「三鷹第一小学校での囲碁教室」のアシスタントの
 依頼です。私は何の躊躇もなく「了解」の返事です。
 遊びの話なら、直ぐ飛びつき、「コミニティだ、ビジネスだ」になると、二の足を踏みます。
 自分の責任の負える範囲で、ボケ防止に適当に遊んで、飲んで笑っているのが、何よりです。
 日向ぼっこが、恋しくなった歳になりました。



 <平成21年11月25日 水曜日 雨:晴>          
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 昨夜来の雨がぽつぽつと降る中、仕事に出かけます。
 バスの窓から見る井の頭公園の木々も色好き、風が無くともはらはら落ちる枯葉です。
 朝の天気予報では、午後は晴れ、そして気温も高いらしい。
 それならば早めに帰り、公園で枯葉のジュータンっでも踏もうかと、考えての出勤です。
 しかし、それも出来ませでした。トラブル対策と客の要求を聞いているうちに、あたりは暗闇です。

 (こんな筈ではない、私の老中は、もっと心豊かなはずだった)
 そうです。私の老中は、右手に碁石、左手に競輪の投票券、口にグルメのはずです。
 会社の定年退職のセミナーの時に、老後の生活設計という小文に書いたのは、
「老後は死ぬだけあり、老中は、囲碁と博打を楽しみ、穏やかに吟嚢を肥やす」でした。

 残り少ない人生を、こんなあくせくした生活では、疲れだけが先行し、何も沸いてきません
 だから、書きたいものは、いろいろあっても詰まらない文になってしまいます。
 「ああ、上手く書けない。このわだかまりを何処にぶつけよう」

 でも、ぶつけるも物など何処にもありません。
 まさか、藁人形を作って釘を打ち込むわけにもいきません。(あたりまえ)
 仕方なく、乏しくなった感性を補うために、若い頃に作った詩集を枕にして寝ます。
 (ああ、あのかさかさした落ち葉を踏みたかったのになー)



 <平成21年11月24日 火曜日晴>          
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 私は、周りの皆様の助けで生きています。
 連休中の弟夫妻もさることながら、全く血の繋がりも無い友達のおかげで元気でいられます。
 今日などは、本当にそう思いました。

 仕事を早めに切り上げて、碁会所に顔をだすと高知の碁仇がいます。
 「お久し振り。元気」
 「先週末に東京に戻った」
 高知の碁仇は、1ヶ月毎位に東京生活と実家の高知生活を繰り返しています。

 私が、帰ろうとすると彼は、「一緒に帰ろう」と誘ってくれました。
 そして、碁会所の階段を下りるとき、
 「これ、お土産だよ」と、小さな包みを渡されました。
 「なに?」
 「僕が、皮を剥いて干した柿だよ。これは、高血圧に良いらしいから持ってきた」
 どうやら、私が血圧が高いをこの日記で知り、覚えていてくれたようです。
 「でも、良く気ついてくれたね。ありがとう」
 「僕ら囲碁仲間は、飲む度に師匠から『皆、俺の弟子だ。仲良くしろよ』と、言われていたんだ」

 ありがたいことです。家に帰り、手作りの甘い干し柿を食べながら目頭が熱くなりました。
 何時もは、「切った」「殺した」と、物騒な言葉を口にし、しかも、負けたときなどは、
 「石でなく、本当に殺したくなるほど憎らしい」等と、言っている囲碁友達です。
 しかし、言葉とは関係なく友の健康を気遣ってくれます。(多謝)



 <平成21年11月23日 月曜日晴>          
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 朝風呂から揚がってくると、弟が、袋に米を入れていました。
 「どうするの?」
 「神様にあげる準備」との、答えです。
 どうやら米は、近くの神社の奉献用らしいです。
 ああ、そうだ。今日は、「勤労感謝の日」です。そして、「新嘗祭(にいなめさい)」です。
 「新嘗祭」なんて死語で、若い人などは、ほとんど知らないでしょうね。

 私は、子供の頃を思い出しました。
 私の小さいころは、この日に始めて今年の米を炊きます。古い米があってもこの日は、新米です。
 まずは、一年の五穀の実りや作物の収穫を感謝し、今年の米で、ご飯や赤飯を炊いてもらいました。
 「先ず、神様と仏様にあげ、そして家族で神様のおすそ分けを楽しみました。
 でも、もうこんな風習は全く無くなったのでしょう。
 それでも、信州の山奥では、神社への「奉献」だけは、残っているようです。

 私も、自分が元気で働いていることを感謝すると同時に、神に何かを捧げましょう。
 でも、悲しいことに神棚も仏壇もありません。そして捧げる収穫物を、持ち合わせません。
 しかし、ありました。三連休に故郷に帰って目的の2個の収穫物があります。
 寒い中取り入れの手伝いをした「りんご」と、竹細工の材料を調達しました。
 真竹の方は、今年の物ではではありませんが、ね曲がり竹は、今年のものです。
 そこで、神棚の代わりにインターネットに、写真をかざります。



 <平成21年11月22日 日曜日晴>          
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 あたり一面霜です。解けた頃をみはからって、りんご取りです
 りんごの収穫の手伝いをしました。
 弟に、「猫の手よりまし?」と、聞けば、
 「猫の手は、役に立たないが、十分だよ」と、返ってきました。(良かった)
 一生懸命にりんごの収穫をし、疲れました。

取り入れを待つばかりのりんごです


 <平成21年11月21日 土曜日晴>          
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 山間の村は、一足早く夕暮れがきます。向こうの山には太陽の陽があても、既に夕暮れです。
 淋しいのをとうり越して悲しくなりました。
 周りの木々は、1年の営みを終えたかのように、葉を落しています。
 まだ残って黄色く、なった葉も、一風吹けば落ちそうです。

 これからのことを考え田舎の生活に体を慣らすためと、竹細工の材料を求めてふるさとに帰りました。
 東京生活が始まってからは、この時期に田舎に帰ってことがなく、本当に何十年ぶりです。
 遅い紅葉の木々と既に裸になった木々の夕暮れの光景が、こんなにうら悲しいとは思いえませんでした

 でも、暖かい色気は少し残っていました。

殺風景な風景のなかに、ひときわ目立っていました。


 <平成21年11月20日 金曜日晴>          
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 嬉しいではありませんか。私をマドンナと呼んでくれた男性がいます。
 ただ、接頭語の「僕の」が無いのが、残念です。
 しかし、同時に私を「碁会所の華」と、言ってくれた碁仇もいました。
 もう、これで、夕刻までの仕事の憂さが、吹っ飛んでしまいます。(笑)

 仕事のトラブル対策も一段落したので、久し振りに碁会所に顔をだすと、
 数人の囲碁仲間が、私の顔を見るなり、「マドンナだ、華だ」と、歓迎してくれました。
 「席亭、今日は、お客さん少ないね」
 「そうだね、どうしたのだろう。篠ちゃん来ないせいかも」
 席亭まで、私にリッププレーです。おだてに弱い私ですから、もう、気分は爽快ではしゃぎます。

 棋力があまり変わらない「はいはいの君」との、対決です。
 とりあえず、白を持つことが出来ました。しかし、連敗です。
 白を取られるのが、悔しく「今日は、勝てそうもない。やめよう」と、言う私に、
 「たまには、白で打たせてくれ」です。白黒逆転で、更なる一局です。

 彼と打つ時は、ほとんど白ですので、かってが異なり、しばし戸惑います。
 彼は、黒なる故に攻め体制で向ってきます。どうしても受身になり攻めにまわれません。
 しかし、攻守交替してもその碁風は、あまり変化がありません。
 「白でも黒でも大して変わらないね。所詮は、僕らの実力だ」
 「そうね、国会だって、攻守が交代しただけで、今朝のニュースは、数カ月前と同じ風景だったよ」
 「そうだよ。碁は、喧嘩が目的だからいいが、国会は議論が目的だのに、・・・・」
 すこし、詰まらない話になりそうなで、「難しいことは止め、マドンナとの久し振りの碁でしょ?」
 「あ・は・は、よし、マドンナを泣かせよう」
 結局、今日は1度も勝てず”しくしく”泣いて帰りました。(ちょっと大袈裟かな?)
 それでも、白を取られた悔しさはありますが、笑いと囲碁で仕事の憂さを、吐き出しました。
 (にわかマドンナは、単純です)



 <平成21年11月19日 木曜日)曇>          
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 「ああ、助かりました」私の貧弱な財布が、より軽くならなくて済みそうです。
 どうやら、サーバーが復帰しました。
 忙しさで、応急手当をしても駄目だったものを、職場の友人が、解決してくれました。(多謝)

 しかし、不思議です。同時に事故が発生します。
 月曜日には、サーバをなんとかしよう、と思っていたのに、個人の遊びのサーバどころか、
 あっちでも、こっちでもシステムトラブルです。
 初期故障と末期故障が同時に発生し、その度に呼ばれ、会社の階段を上ったり、降りたりで大変です。

 いい運動をしました。寒い1日だったらしいですね。
 私には、この運動が功をなし、少しも寒さを感じませんでした。
 寸暇を惜しんで働いていたといえば、格好よいのですが、所詮自分が捲いた種ですから
 刈り取らなければなりません。 自家発電で寒さも感じず後ろ向きの事柄で、四苦八苦です。

 そんな訳で、乏しくなった感性が、より萎えてしまい、酒を飲んでも何も沸いてきません。
 だだ、足元に石ころでもあったら、「どうにでもなーれ」と、蹴飛ばしたいだけです。
 東京は、詰まらないです。石ころも無ければ、電球を投げつける川原もありません。
 仕方なく、一束数百円の花を買って帰りました。哀れなおばさんです。



 <平成21年11月18日 水曜日)晴れ>          
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 何時もの水曜日なら、早めに仕事を切り上げて、碁会所に行くのですが、
 今日はそれが出来ませんでした。
 ここ数日碁を打ってない欲求不満が、爆発しそうなので、「そろそろ引き上げようかな」と、
 思っていると、「システムが動くとか動かない」との呼び出しです。
 仕方なく何時もより遅くまで仕事をし、”いらいら”な状態で飲み屋に向かいます。

 飲み屋の暖簾をくぐると、カウンターの端に、競馬好きの紳士がスポーツ新聞を、
 読みながら私の顔をみて「お!、恋人がきた」と、隣の席を開けてくれました。
 私は、スポーツ新聞の競馬欄をみて、「この、週末もするの?」と質問すると、彼は、
 「当然。継続は力なりだよ」です。そうです。継続することがなによりです。
 そうして少しずつ変化(進化)しながら変貌していくのです。

 子供のころ習った歴史の年表を思い出だしてみると、公家社会から武家社会に移るときも
 ある日突然変わっていません。公家社会の太さが、少しずつ細くなり、武家社会の点が、
 歳をへるごとに太っていきます。
 為政者が変わってもデジタル的に「0」が「1」に変わるような急激な変化はありません。

 酔いもまわりかけたころ、尊敬する紳士が現れて、隣の競馬の老紳士とテレビニュースを見ながら
 政治談議になります。私を挟んでの会話だから、私も見えをはって貧弱な知識で参加します。
 民主党さん、マニフェストを葵の御紋にして、「静まれ静まれ・・・」では、無いでしょう。
 もっと、ゆっくり過去の負の遺産を清算しましょう。
 為政者は、高度で幅広い見識を持っている事を信じ、期待しています。
 こうして、いらいらを吹き飛ばす会話で、一日が終わります。
 

 
 <平成21年11月17日 火曜日)雨>          
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 朝から冷たい雨です。これを氷雨と言ったら、真冬の雨の例えが無くなりますので、
 とりあえず時雨と言っておきましょう。雨のせいか本当に寒いです。
 寒いと言えば私の懐も寒く、その上、心も冷たいです。

 冷たい心を暖めるべく、ほとんど飲んだことのない梅の入った焼酎のお湯割りを飲み、
 しばし温まりました。でも、家までの歩いで、ほんわか気分は消えてしまいました。
 やはり、冷たくなった心を暖めるのは、優しい伴侶かもしれません。
 でも、そんな贅沢は望みません。自分の出来る範囲で身も心も、暖めます。
 まず、風呂に入り外から身体を暖め、笑いを伴う本を読みます。
 懐が寒いのは、何時ものことで慣れていますので、別に暖め無くても平気ですが、
 体だけは、寒さから開放しないと、懐の寒さがより寒く感じますので、風呂と分厚い布団を、
 おくる実にして寝ます。(おやすみなさい)


 
 <平成21年11月16日 月曜日)晴>          
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 まいってしまいました。私のサーバは、とうとういかれてしまったようです。
 金曜日の日記に、酷使するようなページを作った為かもしれないと、急遽ひき下げました。
 せっかく楽しい遊び道具を、見つけたのに残念です。

 この日記を続けるためには、実験用サーバなど、使わずに商売としている
 世の中のブロガーを使うかなー。でもあの宣伝の入ったものは嫌だしと、数ヶ月迷っていました。
 それに、先日のゲームのようなリアルタイムI/Oの多いページが作成できないのは、同じです。
 そこで、まあ、年内くらいは大丈夫だろうと先送りし、
 「いい子、いい子」と、"撫でなで"しておきました。
 すると、私の可愛い息子は、「定年は過ぎたけど、がんばる」と、答えてくれました。
 (愛する息子よ チュー)

 昼休みに職場の知人から「定年する脳 しない脳(佐藤富雄著)」を、渡されました。
 題名を見て、びっくりと同時に納得しました。
 「うむふむ、お前の脳は定年してしまったよ」と、無言で示されたのでしょう。
 「うんー。そうかもしれません。しかたがありません」
 最近は、仕様会議やトラブル対策では、「難しくてわからない。若い人で考えて」と、
 困難から逃げていました。
 知人は、そんな私を心配して、本屋で見つけた本を、私に読ませたくなったのでしょう。

 マシンの定年は、あってもいいが、私の脳の定年は、無いようにしたいです。
 まだ、中身の一行も読んでいないので、内容と私の考えは、大きく違うかも知れませんが、
 タイトルが、やけに気になります。
 どうやったら、脳の定年延長が可能なのでしょう。「教えてくれー」「脳の労組は無いし」
 いや、教えて貰らわなくても結構です。飲んで笑っていれば、なんとかなるでしょう。
 平均寿命まで、あと20年です。なんとかしましょう。(なるように成るさ!)


 <平成21年11月15日 日曜日)晴>          
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私には、一足はやく正月がきました。鬼に笑われてもかまいません。
とても楽しい一時を過ごしました。
正月用の「ミニ門松」作りの指導者実技演習に、三鷹第四小学校の理科室に出かけました。
12月の小学生のミニ門松作りの講習のための、材料の準備をし、貴重な青竹を使って
門松を作り”ニコッリ”です。12月の子供達への作業指導は、ばっちりです。(本当かな?)
写真は、青竹切りと私の今日の作品です。




 <平成21年11月14日 土曜日)曇>          
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このところ何かとせわしいです。
たいしたことで無くても、日頃の生活パターンから逸れたことに、忙しさを感じさせます。
のんびりと、碁を打ちたいのですが、日々の活動に前向きでない私に、付けがまわってきたのか
今日などは、交流会の幹事の一人です。
準備は、全て人に押し付けていましたので、当日のお手伝い位はと、出かけました。

数日前に、知人の主催する「コミニティビジネスとは」の講義を受け、
「うんー。私には無理だー」と、思っていました。そして、今回の交流会にあたり、
「私は、会でこれをやりたい」の、命題で一言書けです。
幹事メンバーで無ければそ知らぬ顔で無視ですが、そうも行きません。
仕方なく一笑されるのを覚悟で「あそびサロンを作って楽しみましょう」と、書いて出しました。

会場の白板に、張り出されたいくつかの会員提起の項目一覧では、一応隅のほうに挙がっておりました。
そして、司会者が、夫々に「僕も、私も、一口のりたい」と、思う人の挙手を求めました。
それが、なんと一位です。(なーんだ。皆も、同じではないか)
毎日、コミニティビジネス、ユビキタスそして学校支援と、前向きなことを言っていても
たまには生き抜きしたいのだ。私だけでないことに、一安心です。

最後の立食パーテーでは、「あれ、篠ちゃんでしょ、飲み会どう?」「マージャンどう?」
と、いろいろな遊びを、けしかけてきました。無記名であるのに、どうして私とわかったのだろう?
どうやら、日頃の前向きな活動には、斜に構えていて、遊びとなれば手を挙げていた私を、
見抜かれてしまいました。



 <平成21年11月13日 金曜日)曇>          
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昨日は、一の酉の日でした。巷の金を集まるために。商売人は、熊手を求めます。
私は、熊手を求めなかったが、面白いものを見つけました。

他人から、貰った画像データを、保存するために整理していると、7,8年前に頂いた、
猫のファイルがありました。もう、すっかり忘れていたものです。
招き猫では、ありませんが、遊びましょう。

ごめんなさい。遊べなくなりました(11/15記)
貧弱なサーバが、悲鳴をあげました。



 <平成21年11月12日 木曜日)曇>          
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「ああ、良かった。」今朝も目が覚めました。
今朝、起きてみると、パソコン部屋が、本やダンボールが散らばっておりました。
「オーマイゴット」と、叫びたくなるようです。
私って、なんと、だらしがないのでしょう。
夕べ日記を書いたあとに、パソコン接続のイヤホーンを探しました。
「この箱の中?この棚?」と、あっちを引っ張りだし、こっちの箱をひっくりかえしたままなのです。
こんな状態で、死んだら「なんとだらしの無い女なんだろう」と、軽蔑されそうです。
そこで、何の準備が無くとも身の回りくらいは、恥ずかしくないようにと、急遽片付けを始めました。

一昨日、飲み屋の紳士から、「娘から貰った僕の還暦祝いだよ」と、1枚のDVDが渡されました。
パソコンの裏に転がっていたスピーカーを見つけて、DVD観賞です。
彼の自分史のような内容ですが、結構よく出来ています。(うんー、私には、ない技術だ)
これ以上書くと個人情報にふれるのでやめますが、一寸感想を一言。

「お!、これで彼が、末尾に会葬御礼の挨拶を入れれば、葬儀のバックグランド映像が完成だ」です。
さすが、全て緻密で用意周到な紳士です。
でも、「待てよ、大還暦(120歳)までは、まだまだある。やはり再編成かな?」
そうです。これからも一花も二花も咲かせて、華やかな今後の人生を、あのDVDに追加して貰いましょう。
(それがいい、そうしましょう)



 <平成21年11月11日 水曜日)雨>          
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朝から雨です。その降り方も尋常では無く、しっかりした雨です。
出かけるのを止そうかと思っても、とにかく片付けなければならない仕事で出かけます。

最近は、タバコ吸いにとっては、とかく肩身が狭く、何処に行っても、禁煙です。
私の職場の喫煙場所は、ビルの屋上です。よって天井などありません。
今日のように、雨が降ると大変です。出口のちょっとした軒下か、傘をささねばなりません。
それでも、納税のためにタバコを吸います。

政府は税収不足を少しでも補なおうと、タバコの値上げ計画の話があります。
タバコの金額を、倍にしてどれだけの増収になるのか判りませんが、
もしかしたら減収になったりです。

タバコと言う商品は、面白いです。
「これは、体に悪いから吸いすぎないように」などの、メッセージが印刷されています。
通常商品の売り手は、「これは、素晴らしいですよ。どんどん使ってください」ですのに、反対です。
「これは、悪い商品です」と、宣伝しながら、国の税収の1部を担っています。

そもそもこの日記の発端は、禁煙日記であったのに、タバコを止めれず日記に化けてしまいました。
私など、ギャンブルで、税金を払い、そして、タバコと酒でも支払っております。
高額?納税者です。(褒めて欲しい)
しかしながら「今度こそ値上げと同時に止めようかなー」です。


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 <平成21年11月10日 火曜日)晴>          
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淋しくなったと言うか、考えさせられました。10年一昔とは、よく言ったものです。
10年たてば、小学一年生も高校生になり、自分の周りが、大きく変化しても何の不思議もありません。
老人であっても同じです。

今日は、何時もなら、三鷹の友人たちとの雑談会のはずですが、しばらく休眠です。
もしかしたら、このまま永眠になってしまうかもしれません。(淋しい)

約10年前に、シニアSOHOの異色グループとして、ネット囲碁サークルを立ちあげました。
そのときの主流メンバは、ネット囲碁サークルを閉鎖した後も、毎月、情報交換をしておりました。
テーマは、いろいろで、皆、定年退職した老人達ですが、夫々のキャリアから出る豊かな知識の雑談会でした。
私にしてみれば、彼らの持ち寄る雑誌の記事や書物での雑談は、仕事関係の知識とは異なり、
楽しい会でした。 しかしながら、10年経つと、論客の一人は、家族が病に倒れ、
もう一人は、本人が体調を崩したとかでしばらく休止しようです。

もう、あの長文の考察メールも読めなくなり、私の雑学のI/Oポートが一つ塞がれてしまいました。
(ぼけ防止のために、新しいをポートを探さなくちゃー)
こんな夜は、晩秋の風がことさら身にしみます。



 <平成21年11月9日 (月曜日)晴>          
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朝、荻窪駅に向かうと、私の通う医院を先頭に長蛇の列が出来ていました。
「すわ、何事か」と尋ねますと、「子供の新型インフルエンザ予防接種の予約」とのことです。
「大変だなー」こんなに朝早くから、立ちんぼで2時間以上も待たないといけないのです。
インフルエンザの予防接種を受けることも「先着何名様」のでしょうか。

電車の中で、あの待ち行列を、捌くのには、サービスタイムn分、窓口をn個として
などと、忘れていた数式などを考えていました。
待ち行列の処理は、言うまでも無く「FIFO:Last In, First Out」です。最初に入力されたものが、最初に 処理されます。その反対にスタック「FILO:First In Last Out」があります。

私の仕事のやり方などは、何時も机の上に積み重ねられ、一番上の要求事項から処理します。
それは、正にスタックです。そして、積み重ねられ、底の方の用件は、いつも間にか腐ります。
長年の知恵で、腐るのをそ知らぬ顔で待ちます。

ところが、時々腐れかけた事が、スタックでもキューでもなく、最優先になります。
ここ数日の忙がしさなどは、腐りかけた事柄が、突如要求されたためです。
一個の窓口で、サービス可能な範囲で、待ち行列にすれば、良いのに、つい断りきれずに
安請け合いをして、スタックにして、「客も、思いつきの要求だー」と、
要求元が忘れることを、期待している不真面目な人間であることに、気がつきました。

朝の長蛇の列を見て、味気のないことを、考えた通勤路でした。



 <平成21年11月8日 (日曜日)晴>          
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面白くありません。昨日、巨人が勝ってしまいました。もっと日ハムに頑張って欲しかったのにです。
今日の楽しみが、無くなってしまいました。
相撲も柔道も「小が大を制す」が、痛快なのです。最終的に巨人が、優勝しても良いのですが、
もう一度くらい巨人が負けるのを見たかったー。

昨夜、野球のニュースを見終えてから、、今日の競輪のためと、夜半まで諸々のことを片付けました。
ところが、それが災いして、起きれません。
競輪の友からの電話に、「疲れている。行かない」の返事です。(呆れた)

こんな訳で、NHKの囲碁番組を見、碁会所ですが、気合の抜けた人間が、勝負に勝てる訳がありません。
「しのちゃん。どうしたの?読みが浅いよ」
「うんー。考える気力がなくてー」
数局負けがつづき、悲しくなりました。もう、無理がきかなくなりました。
ちょっと無理をすれば、体はもとより、思考までばらばらです。(悲しい)



 <平成21年11月7日 (土曜日)晴>          
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24節季の立冬です。冬の言葉に似合わず小春日和の一日です。
ここ数日「ねばならない、やらねばならない」の日が続き、少しげんなりですが、
ベランダに差し込む陽を見れば、心がなごみます。
荻窪の街を散策して、秋色でも味わおうかと、思いつつ朝昼兼用の食事をしていれば、
テレビで古典の和歌交えての日本の秋を、紹介していました。
「これでいいー」わび・さびなど関係なく映像で秋を堪能しました。安上がりの人間です。

秋と言えば、紅葉の次に連想するのは、コスモス畑の赤とんぼです。
晩秋には、赤とんぼは、飛び交いませんが、竹とんぼは、飛びます。

夕刻は、竹とんぼの仲間との宴会です。
トンボを飛ばさなくても、口角泡を飛ばして「竹とんぼは、何故飛ぶか」です。
浮力と風(気流)の関係ですが、難しい物理の話ですので控えますが、
その時、竹とんぼを手にした子供達の最初の動作の話になりました。
誰もが、羽を持つことなく、軸を持って拝み体制になる。しかも、ほとんど、羽を上にする。
「うんー。そうだよねー」逆さに持つのは、ほとんど見ません。

竹とんぼの大御所の話では、物体には、私達に一定の行動を促す力があるらしいです。
ドアのノブを見たときは、人は回そうとするを例に、人間工学的な力をカタカナ言葉
で説明されたのですが、飲んでるうちに言葉は忘れました。(阿呆!)
そして、誰かが「竹とんぼを、チパンジーに持たせたらどうするだろー」と言います。
「面白い、やってみたい」。でも、そこには、京大の霊長類研究所に、こねのある人はいません
しかしながら、私が、マスコミから得る知識では、チンパンジーの、数の計算や、記憶に対する
学習の能力の素晴らしさだけです。チンパンジーに、私達の子供のころの遊び道具を持たせてみたい。



 <平成21年11月6日 (金曜日)晴>          
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朝のテレビで江ノ島から見た富士山の映像が、飛び込んできました。
「そうだ。午後の予定の場所にも近い。富士を見に会社に行こう」です。
ここに越してきたころは、窓を開ければ富士山が見えたのですが、
前に大きなビルが建ち、今は見えません。
だから、これからの天気の良い日には、会社の屋上からの富士山を見にいきます。

午後は、少しは離れた場所での囲碁サークルです。
サークルでは、石の取り方の「シチョウ」と「ゲタ」について説明し、
敵の石を殺す痛快さを味わってもらいました。
最初は、全くの初心者でスタートラインが一緒だったのに、5回目になると、実力がばらついてきます。
そろそろ、19路盤(本物)での試合が出来そうな人と、まだまだの人です。
実力は、凸凹で、まだらです。(どう対応しようかなー)

ここ数日、各社の中間決算が出はじめました。
景気はどうなっているのか、私にはわかりませんが、兜町の様子などをみると、
どうやら総じて悪いと言っても、各社ばらばらです、「まだら景気」のようです。
そして、相場は、鯨模様というのか、今日上がれば、明日は下がるです。

囲碁は、私のできる範囲で、下支えをしながら、そして、景気は、政府の景気対策を、
見ながら、しばらく様子見です。



 <平成21年11月5日 (木曜日)晴>          
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このところの挨拶の決まり文句は、「寒くなりましたね」
「今年もあと、2ヶ月ですね。早いですね」で、あります。

陽が短くなった分だけより一日は、短いのかも知れませんが、今日の私は長かったです。
朝から、本当に精魂こめて、仕事をしました。最近にはない現象です。
火の点いたお尻を何とかしようと、必死で貧弱な頭を使います。
疲れました。それだのに、夜の部が待っています。シニアSOHOの打ち合わせです。
そぼりたくともサボれません。主催者が、昔の同僚で、メールを見れば助けを求めています。
前回の会議で、強引に押し付けた役目を、頑張っています。
(少しは、誠意を見せなくちゃー)

会議の終了後、「飲もう」で、居酒屋です。
そして、居酒屋に向う二人の第一声が、「こんな時間から飲むのは、現役以来だね」です。
会話は、馬車馬のごとく働いたことの話です。
お互いに、昔を懐かしむ歳になりました。 (今年の冬は、越せるかなー)



 <平成21年11月4日 (水曜日)晴>          
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物作りは楽しいです。私は、水呑百姓の生まれですから、体を動かして物を作ることが好きです。
本当は、人の金を動かしていた方が、儲かるのかも知れませんが、所詮は、貧乏人の習性で、
体を使っての物作りが楽しいです。

「お!、篠ちゃん、鋸の使い方うまくなったね。」
「子供の頃、かまどにいれる薪を作っていたから、鉈の使い方も大丈夫よ。」
今日は、竹とんぼ作りの準備で、竹を割り、羽を作りました。
皆さんの話では、道具袋の持つ姿や、羽作り作業も板に付いてきたようです。
まだまだ製品の歩留まりは、良くありませんが、ときどき「出来たー。思った形になったー」と、悦になります。

こんな楽しみを、子供達にも味わって貰いたいと思いますが、今時の子供は、ナイフを持つことが出来ないのです。刃物は、危険物ですから、親が許さないのです。
私の故郷が、山の中のこともあって、子供の頃は、いつも小刀を携帯して野山の小枝を切って
遊び道具を作っていました。そして、男の子が荒削りにした木片を、私達は好きな形に小刀で整形して
楽しんでいました。当然、時々指先を切ったりします。
こうして、刃物で傷をつければ痛いのと血の出ることを、覚えたような気がします。

今日、誰かが言っていました。
「今の親は、刃物を持った経験がないので、子供達には与えられない」
「でも、そのような親をつくったのは、僕達なんだよ」
そうかもしれません。鉛筆削りは、ナイフでなく、電動削り機にし、おもちゃは、買って与えていました。
遊び道具は、作らなくても買えば間に合った時代です。
経済の高度成長期の忙しさにかこつけて、出来合いのおもちゃを与えていたのです。
テレビゲームも良いが、体を動かして作った道具で、遊ぶのも楽しいことです。



 <平成21年11月3日 (火曜日)晴>          
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文化の日です。それに相応しく?、ガラス窓越しの陽を浴びたサンルームのような処で、
書を読みながら「これもいいなー」と、自己満足です。
何時もの競輪の友から電話で誘われたが、どうしてだか、気乗りせず断ります。
心のどこかに、「文化の日だ。博打以外のことをしよう」が、あったのかも知れません。
可笑しなこともあります。博打となれば、何より優先する私であるのに、「文化の日」と、いう
言葉が、「今日ぐらいは、おとなしくしていろ」と、叫んでいるようです。

「文化の日」から連想するものに、天気の特異日と天長節(明治節)があります。
確かに、今日も気温は12月初旬だそうですが、晴れました
明治節などは、明治天皇の誕生日であること位で、何も知りません。

(あと何があったかなー)そうだ、11月3日は、憲法の公布日です。
それにより、日本国憲法が平和と文化を重視していることから文化の日になったようです。
だから、祭日を第二月曜日にする祝日法でも、文化の日は、動かされなかったのでしょう。

ここで、憲法について論ずるほど知識は、ありませんので、識者にお任せします。
ただ、私が高校時代に憲法を勉強したとき、先生に「明治憲法は、現在の憲法と同時に廃止されたのに
聖徳太子の17条憲法はどうなったのですか」と、質問したら、「生きているかも・・」と
答えられたことをずーと信じています。
でも、「日本国民は、二つの憲法を持っている」などと言えば、気が狂ったと思われるので、
余り口にしませんでしたが、数年前に知人の経済評論家の書物に同じことが書かれており、
「私だけじゃない」と、一安心しました。
だから、今日は、書くものが無いこともあって、こんな話になってしまいました。
(少しは、文化の日らしくなったかなー。日本国民は恒久の平和を念願して・・・)



 <平成21年11月2日 (月曜日)曇>          
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11月の声を聞くと同時に急に寒くなりました。北から雪便りもあります。
そして、さっき木枯らし1号のニュースです。本当に寒くなりました。
私も、ババシャッツを出したりしての冬支度を、しなければなりません。

主人がポンコツなら、持ち物まで、皆ポンコツになってきています。
空調のフィルタを掃除して、暖房の試運転をすれば、何時になっても暖かい風になりません。
昨年は、どうにか騙しながら使ったのですが、とうとう無理みたいです。
数ヶ月前には、電気釜を新調したばかりです。(これも寿命だろう。金がかかるなー)

家電の製品寿命は、7〜10年と聞いていますが、ほとんど20年近くも使っております。
使用頻度が少ないといえ、よく持ちました。
女房とたたみでなくとも、骨董品の価値の知らない私には、新品は良いです。
特に最近は、省エネ製品になっていますので、ランニングコストが下がります。

最近の製品は、メカの部分が少なくなり、電子制御が多くなったので、磨耗故障が少なく
製品寿命は延びたのに、電子機器の最たるものであるパソコンの寿命は短いです。
最もハードウエアの部分は、持つのでしょうが、ソフトの肥大化と周辺装置の進化で、
母屋の本体を、買い換える羽目になっています。より高速、より高い利便性を求めて買います。
私のパソコンなど、エアコンの1回の買い替えの間に、数えて見れば6回も買い換えております。
これが、単機能製品と、多機能製品の違いなのかも知れませんが、何だか無駄をしてきたような複雑な気持ちになります。



 <平成21年11月1日 (日曜日)晴>          
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電車の中から見る市ケ谷の土手の景色も、秋色になってきました。
「天高く馬肥ゆる秋」です。
高く晴れ上がった空の下、穀類は穂をたれ、果実は、色付き、万物は実り、
食欲の秋を彷彿させます。もしかしたら、競馬の秋のG1レースが目白押しにありますので
そのための言葉かも・・・(爆)

いつもの日曜日なら、競輪友達と京王閣ですが、友人の都合で取りやめです。
こうなれば、今日は競馬のビックレースである天皇賞です。買わないわけには行きません。
ようするに、賭け事が好きなだけの博徒なのです。
しかし、競輪も難しいけど、競馬も難しいです。とくに、競馬はしばらくしていないので
馬の名前はもとより、騎手もわかりません。
「考えても駄目だ。サイコロでも振ろう」で、適当な買い方をしておきました。

こんな買い方で当たる訳がありません。
しかし、終わってみれば、「兄さんよっていらっしゃい」の吉原のカブです。
博徒は、こうして馬を肥やしてしまいました。(競争馬でなければ、美味しい馬刺になったかも。)

ここで、言っておきましょう。「馬肥ゆる秋」は、競走馬でも、馬刺しでもありません。
もともと中国の故事である「天高く馬肥ゆる秋」は、中国人にとって警戒の意味を表す言葉です。
食欲とはまったく関係がありません。すなわち、「秋には北方騎馬民族の侵略を警戒せよ」の、
戒めの言葉です。それを、日本人特有の感覚で、食欲の秋にしてしまったようです。
なんと、日本人のおおらかさ!それとも侵略された経験のない平和ボケかな。